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手札が多めのビクトリア (2)
2024-02-17 / 牛野こも / KADOKAWA / 168
2024-5-22
貴族と平民の身分格差がある近代ヨーロッパ風の世界が舞台。魔法は今のところなさそう。 王国の優秀な工作員だったクロエは組織を抜け出し名前をビクトリアに変え、近隣国に移住する。移住先で母親に捨てられた少女に出会い、ともに暮らすようになる。少女を引き取る際、身元保証人となった騎士団団長とも交流しつつ「善良な一般市民」として振る舞うが、工作員時代のきねづかで多才なビクトリアを周囲は放っておかなかった。 -
不可以II いけないII
2022-09-22 / 道尾秀介 / 文藝春秋 / 280
2024-8-4
ホラーではないけれども、忌まわしい名前の地名などがでてきてゾクリとした。写真が不気味さを煽るが、それを見たら物語が一変する、というほどでもない。惹き込まれてあっという間に読んでしまった。気楽に楽しめる一冊。 -
唇上之歌 くちびるに歌を
2011-11-24 / 中田永一(乙一) / 小学館 / 285
2024-8-12
合唱コンクールも、卒業式でも、合唱って凄く込み上げるものがある。 子供達の歌声ってなんでこんなに涙がでちゃうんだろう?? この本を読んでいて、涙が出てきてしまった。 卒業式を思い出してしまったのかも。 -
象之首 エレファントヘッド
2023-09-26 / 白井智之 / KADOKAWA / 384
2024-9-15
正直読んでいてエログロ耐性ないとちょっときつい、 というか不快に思うところは多々あるかも。 ただ、これを考えたのはすごいなと思います。 脳汁ドバドバ。 ミステリーとしては、伏線を回収し、真実に辿り着き、スッキリとしました。