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僕らのご飯は明日で待ってる
2012-04-25 / 瀬尾まいこ / 幻冬舎 / 217
2024-1-20
過去のとらわれから抜け出し、「自分」を探す葉山。自分の思い描く家族を夢見て生きる上村。このコンビが駆け抜けていく高校時代から20代半ばまでの物語。いつも爽やかで、やりとりが絶妙で素敵な作品だ。 「本当に大切なことは何か」そこに気づくことができた2人。純粋に良いお話だと思った。 -
十二个想死的孩子们 十二人の死にたい子どもたち
2016-10-15 / 冲方丁 / 文藝春秋 / 404
2024-6-26
子どもには子どもの完結した世界と理屈があり、自己のとらえかたがあると思った。おとなは経験則で俯瞰的に物事をみるのかもしれないが、それは「子ども」をやっていくうえでは、なんのあてにもならない、指針を示すものでもない。 そして死に値することとはなんだろうと考えてしまう。