• #真相をお話しします

    2022-06-30 / 結城真一郎 / 新潮社 / 224

    2024-9-27

    現代社会の闇を映したミステリー。不穏な空気が好物の人へ。捻りに捻っているので、物語の方向に予測をたてる暇もない。種明かしをしたくてたまらないといった作者の荒い鼻息が伝わる。気軽に読める一冊。
  • 地雷格力高 地雷グリコ

    2023-11-27 / 青崎有吾 / KADOKAWA / 352

    2024-9-26

    イカサマ、ハメコミ、グル、何でもありの頭脳心理戦。 面白かった〜って言いながら、5つ全部が簡単に理解出来たわけではなくて。 難解で、どういうこと?ってなりながら読み返したり考えたり、なかなか手こずりはしたけど、これはそういう過程もまた面白い。
  • 杀戮之病 殺戮にいたる病

    1992-09-21(初版) / 我孫子武丸 / 講談社、獨步文化 / 246

    2024-9-25

    グロい描写に吐き気を覚えながら苦痛の読書、やっと終わりかぁというところで唖然とさせられた。
  • 推理竞技场 ミステリー・アリーナ

    2015-06-25 / 深水黎一郎 / 原書房 / 330

    2024-9-25

    ミステリーの可能性は無限だな。 ちょっとこの内容を参考にミステリー小説1本書けるのでは。 伏線の張り方など、こうやって作り上げるのかぁと。 作者vs読者という戦いが繰り広げられがちなのはミステリーにおいて。美しく驚かせられることを期待し過ぎる読者への喝ももらった。 私自身はいつも犯人当てしてやろうと思ってミステリーに対峙しない。謎解きとしてミステリーを捉えると、なんとなくつまらなくなるから。 作者の博識、蘊蓄が披露されていて、勉強にもなった。ギャグも散りばめられていて、にぎやか。
  • 关于近畿地区某地 近畿地方のある場所について

    2023-08-30 / 背筋 / KADOKAWA / 344

    2024-9-23

    リングはビデオ、着信アリは携帯電話、そしてこの本は……。 「拡散」は「恐怖」と親密だ。 ホラーもので身体に変調をきたす人にはおすすめできない。 怖がると見えてしまうものだから。 私は読後数日間、眠りが浅かった。 うまいのは、山や海といった自然への原始的な畏怖心を刺激してくるところ。
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか (3)

    2020-04-17 / 裕夢 / 小学館 / 359

    2024-9-23

  • 千歳くんはラムネ瓶のなか (2)

    2019-10-18 / 裕夢 / 小学館 / 359

    2024-9-23

  • 千歳くんはラムネ瓶のなか (1)

    2019-06-18 / 裕夢 / 小学館 / 359

    2024-9-23

  • 告白

    2008-08-05 / 湊かなえ / 双葉社、時報文化 / 268

    2024-9-23

  • 关于养猫我一直是新手 夜は猫といっしょ

    2020-10-29 / キュルZ / KADOKAWA

    2024-9-23

    細かい猫知識が増えます。そしてやっぱり猫はキーボードに乗るんですね~手で輪を作ると顔を入れてくるとか笑わざるを得ない感じでした。
  • 碎片 カケラ

    2020-05-14 / 湊かなえ / 集英社 / 288

    2024-9-22

    推理小説だと思っていたけど、違うな。 「告白」を思い出させる独り語りが続いてゆく。 それぞれの目線からのカケラが真実へ導いていくのかと思えばそうともいえず最後までモヤモヤが残った。
  • 占星术杀人事件 占星術殺人事件

    1981-12-14 / 島田荘司 / 講談社、光文社、南雲堂、皇冠文化、新星出版社 / 277

    2024-9-16

    物語より謎解きを楽しむいわゆる「本格派」というやつなのか、これはもう好き嫌いなのだと思うが、謎解き以外の部分、ストーリーやキャラクター、犯人の動機や犯行の意図などの部分が脇の方に追いやられ、それらも決して悪くないのにもったいない扱いを感じた。本格派が好きな人は、こういうバランスのほうがむしろ好みなのかも知れない。
  • 象之首 エレファントヘッド

    2023-09-26 / 白井智之 / KADOKAWA / 384

    2024-9-15

    正直読んでいてエログロ耐性ないとちょっときつい、 というか不快に思うところは多々あるかも。 ただ、これを考えたのはすごいなと思います。 脳汁ドバドバ。 ミステリーとしては、伏線を回収し、真実に辿り着き、スッキリとしました。
  • 我为猫狂 What’s Michael?

    小林まこと / 講談社

    2024-9-11

    すごい観察眼だよね、そして癒される
  • 超人X 超人X

    2021-12-17 / 石田スイ / 集英社

    2024-9-11

    設定がややありがちだが鳥は可愛い
  • 尸人庄谜案 屍人荘の殺人

    2017-10-12 / 今村昌弘 / 東京創元社 / 336

    2024-9-9

    かなり特殊な状況から生じたクローズド・サークルものだが、トリック自体は「本格」を逸脱しているわけではなく、その唯一無二の設定ゆえに「本格」のルール内であっても、この状況でないと起こりえないかなり独創的で斬新なものになっているのが魅力。なので作者が文章でミスリードするような策を弄さなくても、物語の中で登場人物たち自身が何気なく犯してしまうミスによってトリックを成立させているところが素晴らしく、こういう場合にありがちな都合のいい強引さがなく思わず納得してしまうくらい自然なその出来栄えは、やはりこの独自性の高い状況設定がゆえだろうと思う。たまに出てくる主人公たちのラノベっぽいのりと、状況のシリアスさとの間に違和感を覚えるところがあるのが唯一の不満。
  • 星降山庄杀人事件 星降り山荘の殺人

    2017-7-14 / 倉知淳 / 講談社 / 452

    2024-9-7

    あらかじめ仕掛けられたトリック。こんな技もあるのだなぁと感心。ライトな文体で描かれる山荘での登場人物たちのやりとりも長さを飽きさせない。
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

    2024-04-19 / 渡辺優 / 双葉社 / 296

    2024-9-6

    タイトルどおり複眼視点で語られるクローズドサークルミステリー。真犯人を含む登場人物の一人称語りが「嘘含み」であり、事件に関係のないものも含めて「それぞれの語り手が嘘をついている」ことによるミスリードを楽しむ趣向。テキスト(文章)によるミスリードは、テキストであるということをうまく活用したトリックが用いられるが、本書もやはりそこに仕掛けがある。ついついストーリーを早く追いかけたくなって充分考えないで読み進めてしまいがちだが、情景をよく思い浮かべながら読むタイプの人なら、トリックにたどり着けるかも。
  • スター・シェイカー

    2022-01-19 / 人間六度 / 早川書房 / 413

    2024-9-6

    SFの醍醐味のひとつ「壮大なホラ話」をお腹いっぱい味わえる。サイコキネシスによる物体の破壊ではなくテレポーテーションによる衝突破壊、高速道路のサービスエリアが独立国となっている荒廃した未来社会など、「設定」の面白さ、発想の奔放さが際立っている。設定自体の凝りに凝ったアイデアだけで突っ走るくらいの乾いた娯楽作で行って欲しかったくらいだが時折感情がウェットになるところが個人的には少し好みに反した。もしウェットな感情を描くのであれば、個人的にはそのSFでなければ成立できない特殊な設定下におけるその世界の住人たちの心性の在り様が、「現実世界におけるわれわれの心性」に普遍的なものとして何かしら訴えかけてくるものが欲しかった。SF以外の小説では書けない現実のわれわれの感性を再構築するような、そういうところに踏み込んだものがあればなお良かったかなと思った。
  • 爱吃拉面的小泉同学 ラーメン大好き小泉さん

    2014-10-07 / 鳴見なる / 竹書房→秋田書店

    2024-9-4

    純粋に美味しそう。
  • 日本人の知らない日本語

    2009-02-18 / 蛇蔵&海野凪子 / メディアファクトリー / 144

    2024-9-4

    言語ってほんと奥深い。
  • 日本人の知らない日本語2

    2010-02-19 / 蛇蔵/海野凪子 / メディアファクトリー / 159

    2024-9-3

    単語ひとつで互いに印象変わるから面白いな
  • パタリロ! (2)

    1980-01-19 / 魔夜峰央 / 白泉社 / 185

    2024-9-3

    さすがのギャグ!脈絡なく始まる時代劇がいいよネ。
  • 无止境的杀人 長い長い殺人

    2011-07-12 / 宮部みゆき / 光文社 / 413

    2024-8-31

    刑事、目撃者、容疑者の友人など関係者の「財布」視点で事件が語られるという斬新な切り口! 持ち歩く財布だからこそ聞ける会話や、逆に財布だから映像がなかったり、設定を生かした構成がとても面白かった。 さすがの宮部みゆき作品、おもしろい。なんと語り手が10個の財布。これが人間観察にはもってこい。「懐が寂しい」という表現もあるように、どんな財布も心臓の近くに寄り添うイメージがあるし、持ち主と運命を共にするもの。 この作品はプレ『模倣犯』ということで、日本ではあまりお目にかからないようなタイプの殺人事件を扱っている。
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