鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-

ep.7 座布団一枚の幸せ

时长:00:46:24 / 首播:2013-05-21
 清水焼の展示場に来た上羽鴨(松下奈緒)と加茂京介(大東駿介)。気に入った器を見つけるも、塩見鞠子(かたせ梨乃)と寺石秀(高杉亘)に無断では買えないと諦める鴨に、京介は先代たちのように自分らしい「上羽や」を作っていくべきだと言葉をかける。

 八木飛雄馬(小柳友)のアパートで、鴨や「上羽や」の若い従業員が集まって玉山未知(彩也子)の誕生パーティーが開かれた。八木が作ったイタリア料理を食べた鴨たちは、そのあまりの美味しさに「上羽や」でも出してみてもいいのでは、と言い出した。寺石に相談してみようと提案する鴨に、八木は逆に怒られるだけだからと申し出を断る。後日、緊急ミーティングだと従業員を集めた鴨は、新しい「上羽や」を作るためのアイデアや改善点を書いて欲しいと全員に白紙を配る。

 従業員から出された提案に一通り目を通した鴨は、1枚の白紙を手に厨房で一人仕込みをしていた八木の元に行く。白紙のまま提出した理由を尋ねると、八木はいつか自分の店を出すための資金を貯めているだけで、いずれは「上羽や」を辞めるつもりだと話す。

 再び従業員を集めて緊急ミーティングを開いた鴨は、提出されたいくつかの提案のうち、食事の時間の幅を広げ、メニューを増やすという意見を採用したいと話す。負担が大きいと反発する寺石に、鴨は八木が板場を仕切る日を設ければいいと反論。しかし、八木にやらせるのはまだ早いという寺石の一言で提案は一蹴される。

 女将組合の会合に参加していた鴨は、「梅垣屋」に海外VIPのラーマン家族が宿泊することを聞く。VIPが宿泊することを羨ましいとぼやいていた鴨だが、「上羽や」にも関東落語会の重鎮である東雲亭千雀(三遊亭円楽)が弟子の千太郎(内野謙太)と共にやってきた。部屋に案内されるなり、千太郎は千雀の脱いだ上着をかけたりとせわしなく働く。しばらくして、千雀に内緒でタバコを吸いたいと場所を探していた千太郎を衣川周平(椎名桔平)が勝手口へ案内する。千太郎がタバコを吸っていると、八木がゴミを捨てに来た。共に6年間も修業をしているにもかかわらず師匠に認めてもらえないことを話し、しんみりする2人。そんな中、「上羽や」に急遽ラーマン家族を受け入れて欲しいと依頼がくる。

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