鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-

ep.6 ウェーバー伯爵失踪事件!30年前の秘密

时长:00:46:25 / 首播:2013-05-14
上羽鴨(松下奈緒)、塩見鞠子(かたせ梨乃)、寺石秀(高杉亘)は、先代女将である上羽薫(市毛良枝)の納骨式のため寺を訪れていた。同じ頃、交番で巡査(鈴木拓)と立ち話をしていた大塚頼子(楠見薫)は、近くの骨董品店に泥棒が入り、犯人がまだ捕まっていないことを聞く。直後、2人は町中にサングラスとマスクをした男(佐戸井けん太)を見かける。挙動不審な動きを怪しく思った巡査は話しかけるが、男は走って逃げてしまう。

    鴨が「上羽や」に戻ってくると、いきなり怪しげな男が飛び込んできた。"ヤマダタロウ"と名乗り、泊まりたいという男を不審に思いながらも了承する鴨。ヤマダは部屋に入るなり誰かが自分を探しに来ても泊まっていることは秘密にして欲しいと頭を下げる。帰ってきた大塚から窃盗犯の話を聞いた鴨はこっそりヤマダの顔を確認させ、町中にいた怪しい男とヤマダが同一人物であることを知る。警察に連絡しようとする鴨を、お客様を泥棒扱いするのは失礼だと衣川周平(椎名桔平)と鞠子が止め、巡回に来た巡査にも何も告げずに帰らせた。

    しばらくして鴨が部屋を訪ねると、ヤマダが姿を消していた。慌てて従業員たちに事情を話して一緒に館内を探し回るが、ヤマダは別の部屋で峰岸鼓太郎(笹野高史)と掛け軸を観賞していただけだった。とりあえずは安心だとまかない場に戻ってきた鴨と従業員たちに、鞠子はお客様として迎え入れた以上は疑いの心を捨てておもてなしするべきだと厳しく叱る。鴨が1人で庭を眺めていると、客の幼い兄弟がやってきた。鞠子に叱られている姿を目撃した兄弟は、鴨を励ますために1冊のマンガを貸し、マンガのセリフ「失敗上等!」と言葉をかける。夜、マンガを読み、少し元気を取り戻す鴨。

    翌朝、「上羽や」にスーツ姿の男・久保正臣(石橋保)がやってきた。久保は男衆の石原圭介(佐野岳)にヤマダが写っている写真を差し出し、その反応からヤマダが宿泊していることを確信する。客室を調べたいと言い出した久保を必死で止める間山紗江(堀内敬子)ら仲居たち。梅垣鈴風(若村麻由美)の案内で衣川と呉服展示場に来ていた鴨は、電話で事情を聞いて慌てて「上羽や」に戻る。廊下で1人美術品を鑑賞していたたヤマダはロビーで仲居たちと話す久保を目撃し、慌てて従業員室に隠れる。そこにあったウェーバー伯爵の着ぐるみを装着し、勝手口から逃げ出し…。

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