人形佐七捕物帳

ep.3 角兵衛獅子

时长: / 首播:2016-11-08
ある夜佐七(要潤)は、自身番(※)に向かう道中、角兵衛獅子(※)の格好をした二人の子供を目撃する。
子供たちは自身番の中へ入っていくが、中を覗くと、そこにいたのは泊まり番の七兵衛(菊池均也)と侍・松原錦之介(白洲迅)だけだった。不思議がる佐七に七兵衛は、それは最近目撃されるようになった幼い兄弟の幽霊ではないかと告げる。
一年前、この兄弟は煙草屋「柳屋」の娘・お柳から、百両が入った財布と手紙を伊十郎という人物に渡すように頼まれるが、伊十郎は見つからず、財布を返しに戻ったところ、盗っ人と決めつけられてしまっていた。肝心のお柳は伊勢に嫁いでおり、もう江戸にはいないという。
兄弟は折檻された末に羽目板に張り付けられるが、その後、いつの間にか姿を消していた。
佐七は大騒ぎした柳屋が消えた兄弟を無罪放免にしたと聞き、それを不可解に思い、幽霊話の真相を調べることに。そんな中、柳屋から金を強請っていた富五郎が殺されたとの報せが届く。
富五郎の殺害現場であることに気づいた佐七は、松原に伊十郎探しの協力を仰ぐが、松原は急遽上方へ発つことになってしまう。
角兵衛獅子の幽霊の正体とは?そして、柳屋に隠されたある大罪と、悲しき恋の結末とは?

(※)自身番…市中を警戒するために設けられた小屋
(※)角兵衛獅子…子供が扮装して音楽に合わせて踊る大道芸のひとつ。歌舞伎の「越後獅子」の原型とも言われている。

ゲスト出演者

旗本の次男・松原錦之介---白洲迅

自身番・七兵衛---菊池均也
タバコ屋 柳屋の主人・喜左衛門---おかやまはじめ

スタッフ

【脚本】穴吹一朗
【演出】佐藤さやか
【プロデューサー】瀧川治水、井口喜一、伊賀宣子
【製作】BSジャパン、バンエイト

吐槽箱