Apparition ～付喪神/貴女の名前を知られてはイケない～

病を患っていた祖母が死んだ。
地主である祖母が最後に言い残した遺言の通り、貴女は山中の屋敷に向かう。
そこで待っていたのは、義忠(CV:一条ひらめ様)という護り刀の付喪神だった。
全編ダミーヘッドマイク収録。

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優しい声。柔らかな吐息。私を大事にしてくれるこの手。
彼は優しい。誰よりも優しい。

でも、彼に決して名前を教えてはいけない。
だって、この人は――付喪神なのだから。

どんなに恋焦がれても、彼は、神様なのだから。

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　【キャラクター】
義忠(よしただ)(外見年齢28歳)
和服美男子。祖母の形見の1つである護り刀に宿っている付喪神。
基本的に優しく穏やかだが、時々ぞっとする様な目をする。
主人公を傷つける人間には容赦がない程、主人公を溺愛する。


　【主人公(リスナー)】
数年前、事故で足が不自由になった女性。
事故で家族を失い、たった1人残った家族である祖母もまた、病で失ってしまった。
祖母の遺言に従い、山の中にある屋敷に向かい、義忠と出会う。
駅前の一等地を相続したため、地上げ屋に執拗に狙われている。
屋敷に来たのも、地上げ屋から逃げるため。

足が不自由になったことで、恋人に捨てられた過去を持ち、周囲とは距離を置いている。
杖をつけば歩けるが、走ったりすることはできない。

忘れてしまっているが、義忠は幼いころの初恋の人。