神話と杉沢村 游戏

時は20XX年、現代日本。
タイヨウ、シアン、キリの三人の女子高生は日本各地に伝わる怪談の
真相を究明する怪談研究部に所属している。
しかしそれは建前であり、実際は先代の部長がさぼり目的で設立した
放課後にお茶会をしているだけの何の実績もないお荷物部だった。

先代部長が卒業して後ろ盾が無くなった怪談研究部は廃部を言い渡されてしまう。
廃部を免れるには怪談研究部らしいやり方で何かしらの実績を残さないといけない。
三人はこれまでの放課後の優雅な時間を死守する為に重い腰をあげて初めて本来の
活動をする事となった。

早速、究明したら大手柄になりそうな怪談を調べて見繕いを始めた所、とある廃村に
まつわる怪異「杉沢村」に目をつける。
かつてテレビでも特集が組まれるほど話題になったものの遂に誰も発見する事ができなかった
その村を自分達が発見すれば大スクープになると三人は意気込み、探索を決意する。
ゴールデンウィークの休みを利用して三人は杉沢村があるというＡ県の山を目指して出発した。

そして三人は知る事になる。
かつてこの村で起きた惨劇には恐ろしい神話的陰謀が関係していた事。
そしてその陰謀は今も続いているという事を…。