ショムニ(第1シリーズ)

ep.6 今夜はHに全員喪服

时长:47:00 / 首播:1998年05月20日
満帆商事の会長で社長の父が亡くなり、社葬が大々的に行われることになった。会社の雑用係=ショムニの出番であったが、その日は、徳永あずさ(戸田恵子)が当選したお見合いツアーの日。課員全員でツアーに参加するために休暇願いを提出したばかりで、まったくやる気はない。しかし、霊能者・日向リエ(高橋由美子)が「葬式の時、課員の一人が女の一生に関わる出会いをする」と予言する。これは一大事と、ツアーは取り消し、全員意気込んで社葬に臨むことになった。
社葬当日。会長は「おおらかで正直な人柄」とあって、献花は政治家、財界人、芸能人からやくざの組長まで及び、訳の分からぬ「9番目」と言う自称愛人もちん入する。また、会長の遺志で次期社長の発表も行われるというから、会社人間たちもピリピリしている。  そんな中で、ショムニが上手く立ち回れるはずはない。読経をする住職は極度の方向音痴でなかなか会場に到着しない。会長の写真はどれもデタラメ。葬式饅頭のはずが紅白饅頭が配達される。さらに献花の並び順に対して、役員それぞれの思惑で文句を付ける。とにかく忙しい。しかし、「一生を左右する出会い」にかけて我慢するメンバーたちだった。
その忙しさを邪魔する悪ガキが現れた。サッカーボールを蹴り、坪井千夏(江角マキコ)にちょっかいをかける。「あたしゃ、最低10万貢がないと相手しないよ」と千夏。しかし、その悪ガキ、隙を見て千夏の胸に触り「小せえな」。
そのころ会長の遺言が発表された。なんと、次期社長に指名されたのは、9番目の愛人の息子であるその悪ガキ・光であった。天敵・秘書課の杉田美園(戸田菜穂)ら会社人間たちは血眼になって光を探しまわる。光はボールでガラスを割ってしまい、千夏に掃除をやらされている最中だった。

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