ショムニ(第1シリーズ)

ep.11 逆セクハラ総攻撃

时长:47:00 / 首播:1998年06月24日
ある日、満帆商事にアラビア人の取引相手がやって来た。社長ら幹部が出迎え、エレベーターに乗り込むと、その中では満帆のお荷物集団、ショムニこと庶務2課の坪井千夏(江角マキコ)らが蛍光灯交換の真っ最中。アラビア人はそこで何事か言うが、方言のため通訳が判らない。それを上昇志向、社内一の丸橋梅(宝生舞)が見事に訳し、社長の眼鏡に留まる。すぐさま梅は社長命令でかねてから希望していた海外事業部へ異動となる。が、ショムニメンバーは送別会も開かない。
喜び勇んで海外事業部に乗り込んだ梅だったが、そこで頼まれる仕事は、コピーにファクス、お茶汲み。女子社員の反感は買うし、落胆と怒りが募る梅は、どうにか自分が認められるようにと、思いを巡らす。
その頃、ショムニは、全国大会決勝まで勝ち残ってしまった綱引き同好会の応援の仕切りを社業として頼まれた。会場は石垣島なのに予算は総額で5万円。選手どころか課員の交通費も出ない。千夏や宮下佳奈(櫻井淳子)は脅しやお色気攻撃で社内カンパを強行する。元気なのは、元チアガールの徳永あずさ(戸田恵子)だけ。
梅にチャンスが回ってきた。女性を人間扱いしない、セクハラで有名な恩田商会の恩田社長との商談を自分一人の力で成功させようというのだ。大好物のせんべいを金沢から取り寄せる。しかし、ショムニの塚原佐和子(京野ことみ)が間違って開け、ショムニみんなで食べてしまう。梅はこんな事にめげず、一人で恩田社長の宿まで行って、商談しようとする。色っぽいドレス姿で訪れる梅。が、部屋に敷かれた二組の布団を見て意気は萎えるのだった。そこで梅は千夏の「そんなやり方は、私に任せろ。お前はお前のやり方があるだろう」というアドバイスを思い出し、恩田社長に「私は仕事をしに来たんだ」と啖呵を切る。感心し意気に感じた恩田社長は、そこで商談を始める。

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