ゾイド -ZOIDS-

ep.30 君のワルツ

时长: / 首播:2000-04-08
 バン(岸尾大輔)たちをルドルフ暗殺犯として捕まえようとする帝国パトロールの追撃に遇い、ムンベイ(渡辺久美子)の知り合いの貿易商マクマーン(堀内賢雄)の敷地に逃げ込んだバンたち。マクマーンは帝国の人間というわけではなかったが、食料品から武器弾薬まで彼に頼めば何でも手に入ることから、パトロールを率いるシーパース(内田直哉)らは手出しをすることをためらい退散する。軍の上層部にも顔がきくマクマーンは、実はムンベイの昔の恋人だった。
 一方、バンたちがマクマーンにかくまわれていることを確信しながら手出しができなかったシーパースは、ルドルフ殺しの犯人を捕まえるという手柄と引き替えに自分の昇進をかけ、マクマーンの屋敷に踏み込むことを決意。兵員たちを伴いマクマーン邸に向かう。
 その頃、帝国の事情をよく知るマクマーンは恋人だったムンベイの安全を思いやる気持ちから、バンたちを前に、ガイガロスに向かう安全なコースを説明していた。とそこへ十数名の部下をともなったシーパースがやって来て、バンたちを引き渡すように言う。蔭に隠れてその様子を見守るバンたち・・・。一時は撃鉄を起こし、強硬姿勢を見せたシーパースだったが、マクマーンの冷静かつ一歩たりとも譲らないという態度はシーパースを圧倒。彼らはバンたちに指一本触れることなく、再び撤退していく。
 翌朝、マクマーンにまで危害が及ぶことを懸念したムンベイは、「今夜ここを出発する」とマクマーンに告げる。そんなムンベイにマクマーンはゴージャスなドレスをプレゼント。二年前、舞踏会の約束をしたまま姿を消してしまったムンベイを、マクマーンは再びダンスに誘うのだった。ドレスに身を包んでマクマーンとワルツを踊るムンベイの幸せそうな姿を見たバンたちは、ムンベイを残して黙って出発しようと相談するが・・・。

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