ゾイド -ZOIDS-

ep.29 大空の勇者

时长: / 首播:2000-04-01
 帝国の首都・ガイガロスを目指すバン(岸尾大輔)、ムンベイ(渡辺久美子)、アーバイン(藤原啓治)、フィーネ(大本眞基子)、ルドルフ(鶴野恭子)、そしてジークは、進路のことで意見が分かれる。遠回りだが検問所や帝国軍の基地の少ない方を主張するムンベイやアーバインと、帝国の小さな空軍基地があるものの近道を行こうと主張するバン・・・。一行はフィーネの提案で二手に分かれて好きな道を行くことになる。
 その頃、暗雲たちこめる空の下では帝国軍の黒レドラー部隊が実践演習を行っていた。黒いレドラーは速度、武装、装甲いずれもこれまでのレドラーとは比較にならない性能を持ったゾイドだ。ルドルフが小さな基地だと記憶していたエーベネ空軍基地は、今やこの黒いレドラー100機以上が配備されるほど大規模な基地となっていた。
 エーベネ空軍基地にさしかかったバンたちは、その規模が大きなことにびっくりだ。そんなバンたちを敵のセキュリティーシステムは容赦なく感知。さらに、バンのブレードライガーがリヒトタウンに現れたグスタフに積載されていたものと同一であることを確認すると、ラルフ(三木眞一郎)率いるアイゼンベック部隊は黒レドラーで一斉にブレードライガーへの攻撃を開始する。
 と同時に偽ルドルフ一味とされるバンたちの発見の情報は、宮殿のプロイツェン(大塚芳忠)のもとにももたらされた。「ルドルフの"偽者"が死んだという確実な報告をせよ」というプロイツェンの指令に数十機のブラックレドラーが、バンのブレードライガーとその隣を駆けるジークを追い、凄まじい機銃攻撃をかける。
 その時、フィーネが帝国軍の基地に通信回線を開いた。必死に呼びかけるルドルフの映像に、たったひとりルドルフの味方であったシュバルツ(上田祐司)はルドルフが紛れもなく本人であることを確認するが、プロイツェンの皇帝即位の妨げとなる反逆者として拘束されてしまう。
 黒いレドラー編隊の絨毯爆撃に、もはやバンたちは逃げ道を失い絶体絶命!とその時、暗雲を切り裂く二つの謎の飛行ゾイドの機影が迫ってきたかと思うと、その刃がたちまちブラックレドラーを切り裂いていく。操縦するのは赤仮面と紫仮面のふたり・・・。いったい彼らの正体は?

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