現代ポップスB

ひとりのヴォーカリストとのコラボでお送りするFOVシリーズ完結編。
今作はゲストに茶太を起用した見事なポップス作品!

Annabelさんの時も、セリユさんの時も、
僕は僕なりに結構頑張ったのです。
だからそういう頑張りが、作品自体にも
何かしろ影響を与えていたんじゃないかと思う。

だけど今回はあんまり頑張りたくなくて、
そういう欲があんまり無くて、
なんていうか、、、
茶太さんの前でそんな見栄をはらんでもいいかなぁって思って。
初対面の女の子の前だと、ちょっと無理してかっこつけちゃうみたいな、やつ。
そういうの無しで、僕、こんなのしか出来ませんから・・・って感じで、
ごくごく自然体で制作し続けて来たわけです。

内容的には、いろんな曲が入ってますよ。って感じよりも、
僕はこういうのが好きなの!　って感じ。
僕は君のこういうところが好きなの!　って感じ。

制作期間は今年に入ってからだけど、
断片的には、ワンダー・・・を作ってた頃からのいろんなメモを洗い直してみたり、
今ならちゃんと形にできるかなぁってものに再チァレンジしてみたり、
以前、燐光の時にやったようなリメイクの路線で、作り直した曲もあったり、
僕のポップスソングの、あーでもない、こーでもない、
をギュっと詰め込んだ1枚になったような気がします。

茶太さんとは、過去にもいろいろ制作に関わらせてもらってきたけど、
こうやって書き下ろしで、なおかつbassy名義で1枚作るのって始めてだったので、
自分でもどんなものになるのか、完成するまで分からないもんで、
そんで、完成した作品を前にして思うのは、
自分でもちょっと意外な1枚でした。