父親が他に女を作って家を出てしまい、蒲郡風太郎は母親と二人きりで暮らしていた。家が貧乏な上に、容貌も不気味な風太郎は、同級生達からいじめられる存在だった。そんな中、母親が病気にかかってしまうのだが、治療費が出せずに母親は死んでしまう。お金がなかったことで最愛の母親を死なせてしまった風太郎は、以来、金に異常に執着するようになり、お金のために優しかった近所のお兄さんをも殺してしまう。そして成長した風太郎は、大昭物産社長のハイヤーに自らぶつかっていき、社長と関係ができると、そこから大昭物産を乗っ取るために動き出すのであった。
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