EVE ー世界の終わりの青い花ー 小说

人類の未来を計算し続ける演算機として作る出された≪新世界都市≫。その方程式の解の出力端末として生み出されたのが、言語機械の女・青子と十二歳の少女・イヴだった。
しかし、何も知らないイヴは、白昼夢として流れ込んでくる未来の映像の断片に悩まされる日々を送っていた。そんなある日、父親と喧嘩をしたイヴは家を飛び出すと青子の起こした事件に巻き込まれ、宇宙へ遭難してしまう。
人類の未来を担う若者たちの運命が交錯する中、イヴはその本来の力を発揮できるか？