学生 → 勇者 → 魔王。運命に抗えず、少年イサギは流転する。
「これからも、俺についてきてくれないか」
——共に歩んだ愛する少女に告白した瞬間、
勇者イサギは未来へと飛ばされた。
彼を喚んだのは、敵対していたはずの魔族。
「お、お願いします、魔王さま方……
わたしたちを、冒険者の魔の手からお救いくださいませ……! 」
滅亡の危機に瀕した魔族を救うため、愛する少女を探すため、
イサギは立ち上がった——ただし、魔王イサギとして。
時を超え、種族を越え、少年の夢は再び世界の希望となる! !
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