触手を売る店 游戏

様々な生き物が寄り集まったような奇妙な大樹が生えた湖のほとり、一体のロボットが目を覚ましました。
　ロボットは、持ち主である店主から売り物である『触手』を育てるように命令されました。逆らうものなら動力源である霊酒を与えられなくなり、やがて動けなくなってしまいます。
　ロボットは仕方がなく、触手を育てることにしました。霊酒を貯め、いつか自由になるその日を目指して。
　お店には今日も奇妙な客が寄り付きます。己の欲望と夢を胸に抱いて……