死神くんと3つの選択 游戏

ある冬の晩、「私」の部屋に…
真っ黒なフードとロングマントを着こなし
大きな鎌を持つ真っ黒なおぞましき死神…ではなく

真っ白なフードとロングマントを着こなし
152cmという小柄な体型で
全長120cmのサブマシンガンを持った
まるでアルビノか、北の国からやってきた
「雪の妖精の様な男の子」が現れた。

彼の名前は「死神くん」。

「命日リスト」と印刷してあるプリントを見せてきて
そこには私の名前と年齢と今日の日付が書かれてる。


なるほど、この「死神くん」は今日…
「私」の命を奪って、魂を回収しに来たって訳か。

死神くん「だけど僕は普通の死神じゃない。
　　　　　だから君に2つ選択肢を与えるね。
　　　　　
　　　　　1つ目は『まだ生きたい』と言うのなら
　　　　　僕は君を殺さないで寿命を延ばしてあげる。
　　　　　
　　　　　2つ目は『もう死にたい』と言うのなら
　　　　　僕は今すぐ君を殺してあげる。
　　　
　　　　　とってもシンプルでしょ？さあどうする？」


…実は今日、私の誕生日なんだよね。
しかも同時に夢を諦めなきゃいけない日でもあった。

どうしよう。

私には3つの選択肢とそれぞれのルートがある。


①私はまだこれからだし「生きたい」かな。→
え、待って「死神くん」と私って…昔会った事、あるよね？
もしかして、会いに来てくれたの？


➁夢も叶わないならもう「死にたい」かな。→
え、「死神くん」って仕事の出来ないサラリーマンなのか…。
そんなので係長とか昇進できるの？
そんなんじゃ出世できないじゃん。大丈夫？
上司から「お前ちょっとコンビニで缶コーヒー買ってこい」って
使いパシリされるって…
「死神くん」の将来が心配だよ…。


➂そもそも「死神」なんて嘘なんじゃないの？→
え、ストーカーだったの？怖すぎるんだけど。
いや怖すぎるよ。ちょっと待ってホント怖い。