桜雪月蛍　～かくも儚きものなれど～ 游戏

７０年以上戦のない国で平凡に生きる
【秋津木ほたる（名前のみ不確定）】という夢から覚めた主人公は
【秋姫・宮】として平安時代に良く似た極東の島国に暮らしていた。

半世紀に渡り西の帝国から侵略の危機に晒されながらも
自衛を担う四十七の忍びにより存続してきたこの国で

彼らを誰一人失わない未来を探るため
繰り返し悪夢を見続ける夢見という役割を負い八年。

そんな、いつも通りの夢見の儀式が行われる秋彼岸。

数十年前に死したはずの清明の弟子を名乗る安部光明との出会いから
記録は『完結』に向けて綴られ始めていたーー。

これは悪夢を見続けた主人公が最期に叶えた

元号を『安成』という時代に滅亡したとされる
『月許 -tsukimoto- 』という国の歴史の空白を埋める物語。