華道部の巴里唯に憧れて入部した一年の小笠原ひまり。
巴里の家は「花月流」の華道家。
代々男が家元であった巴里家は、幸い兄がおり次期家元は兄、自分は家元にならないで済むと安心していた。が、その矢先兄の交通事故。次期家元の名は唯に託された。
動揺する唯と心配するひまりはある夜、夜の浜辺で鉢合わせる。
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巴里の家は「花月流」の華道家。
代々男が家元であった巴里家は、幸い兄がおり次期家元は兄、自分は家元にならないで済むと安心していた。が、その矢先兄の交通事故。次期家元の名は唯に託された。
動揺する唯と心配するひまりはある夜、夜の浜辺で鉢合わせる。