「実はさ。アタシ、今年のドラゴンキラー試験、受験しようと思うんだ」。イッコが何を言っているのか、すぐには理解できなかった。「アタシは、今この時をもって、エクス・ガリバーを抜けるね」。え…。これからじゃないか。七人で「究極の武器屋」を建てるんだって、そう言ったの、イッコじゃないか。呆然としているオレの前で、ミニィちゃんが怒った。ジャンがキレた。でも、イッコの決心は揺らがなかった。イッコは前へ走ってく。オレは…オレは、どうしたらいい!?夢と、仲間と、恋と。大事なものが増えた分、迷いも深まる子供達の成長を描く青春経営ファンタジー第五弾。
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