生まれ育った集落を出て都会の街で冒険者になった俺。得意の魔術を使っての冒険者活動は順調だったが、新人の活躍を良く思わない他の冒険者に目をつけられてしまった。しかし、ゆくゆくは集落へ帰るつもりでそれまでの生活費さえ稼げれば良かった俺は、魔物討伐の手柄を譲るかわりに換金だけ頼む形で俺に目をつけてきた冒険者を逆に利用することに。自分が目立つことなく平和に過ごせるならそれでよし!…と思っていたが、荒くれ者の冒険者を手ごまにするのは骨が折れる。ついには王族が冒険者に目をとめ、引くに引けない事態に発展してしまう…!?描き下ろしストーリー2本収録!
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