谁读这本书?
季節はめぐり、あたりはすっかり冬になっていた。ようやく平穏な日常を取り戻したケインが、寒さに耐えつつテトラと薬草を採取していると、クコ山に絹を裂くような悲鳴が響いた。何事かと駆けつけてみると、そこには雪の妖精が舞い降りたと思うほど美しいエルフの少女が、ケガをした足を庇うようにして座り込んでいた。人間であるケインを拒むエルフの少女に、ケインは構わず治療を施すと、少女をおぶって、用があるというシスターシルヴィアのところに連れていく。果たして少女は、シスターシルヴィアの妹・ローリエだった。そして、ローリエ曰くエルフの森が大変なことになっているようで…!?
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