「だけど必ず、いつか、誰かだけが特別になる。…その人しか、見えなくなる…」草ヶ部の告白から数週間後、SL会と峰は西京路に旅行へ来ていた。にぎやかに西京路観光を楽しむ灰堂、菜花、草ヶ部、空上、峰だったが、時折、灰堂をめぐり、火花を散らす状況が増えていく。そんな中、うつむいている、ひとりの少女のことが、灰堂は気にかかっていた…。そして、灰堂は忘れていた過去の記憶をも思い出す。「…俺の昔のあだ名が、あーくんなんだよ」人間嫌いだった灰堂は、SL会による出会いで、何を学び、何を選ぶのか!?青春ラブコメ四重奏第3弾!
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