SIMOUN 漫画

コミック百合姫で連載された、速瀬羽柴さんによるコミカライズ版。
アーエルとネヴィリルがパルを組むまでを、オリジナル要素を交えつつ描いています。
掲載誌が季刊という制約上、登場キャラを絞りつつ3話で上手くまとめられています。
マミーナとロードレアモンの出番が多めなのが印象的。

ストーリー紹介
第1話「邂逅」
非番のコール・テンペストに配属された新人アーエル。
アーエルはもっとも優秀なシビュラであるネヴィリルとパルになりたいと申し出る。
しかしネヴィリルは過去にパルを戦闘で失って以来、シムーンで翔ぶことを拒むようになっていた。
　
第2話「遠い約束」
ロードレアモンとマミーナは幼馴染であり、パルを組んでいる。
しかしマミーナは意思の弱いロードレアモンに冷たく接する。
また、アーエルに対抗意識を持ち何かと突っかかる。

しかしやがてマミーナも、シムーンに同乗したのをきっかけにアーエルの実力を認める。
また、ロードレアモンから本当の気持ちを伝えられ、
改めてロードレアモンをパルとして認めるのだった。
　　
第3話「パル」
パラエッタは自分が守ってやるとばかりに積極的にネヴィリルにアプローチをかける。
守られる心地よさに身を委ねかけたネヴィリルだったが、
やがて自分の意思で前に進むことの大切さに気付く。
そしてネヴィリルはパライエッタを拒絶し、
自分の意思でアーエルの気持ちを受け入れる決意をする。

一方、ネヴィリルに気持ちが上手く伝わらず落ち込むアーエルを、マミーナが励ます。
それをきっかけに、アーエルは再びネヴィリルに思いを伝える決意をする。

そして気持ちが通じ合ったアーエルとネヴィリルは晴れてパルとなった。
　　
intermission
単行本化にあたっての描きおろし。
時系列的には2話と3話の間。
ロードレアモンがアーエルを自分の部屋に泊めてあげたり、
マミーナにアーエルを励ますように頼んだり。