慶長十七年、巌流島で宮本武蔵に破れて散ったはずの佐々木小次郎は、死んではいなかった。この果たし合いをお膳立てした豊前小倉藩の前藩主細川忠興の背後に不振な影を感じた武蔵は、小次郎を死んだことにして忠興に探りを入れたのだ。一方、密かに小倉に舞い戻った小次郎は、敵の襲撃を受ける。現れた敵はキリスト教によりヨーロッパから放逐された魔性の一族…そしてその狙いは、小次郎の剣、エクスカリバーだった!日本を第2のアルビオンにせんと企む大魔導師の率いる西洋妖怪たちに立ち向かう、小次郎と武蔵の活躍を描く、ライトアクションノベル登場。
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