ホウセンカ

カウボーイハットを被り、リボルバー銃とロープを手にしたガンスリンガー（銃器使い）。
組織に属することを嫌い、また他人との無用の交流も好まず、流しの傭兵として各地を流浪している。旅芸人一座の座長の娘として生まれ、母親から仕込まれて幼少期から銃を使った曲芸を披露していた。
母からは、銃の扱いと同時に、使い方を誤れば容易く他者の命を奪う武器を持つ者の責任として、
「己を律すること」をガンスリンガーの矜持として厳しく教えられてきた。が、ホウセンカは戦場で銃を撃ちまくっているとスイッチが入り、狂喜の笑い声をあげながら容赦なく銃を乱射して敵を撃ち倒す
「トリガーハッピー」（「その他の情報」参照）という状態に入ってしまう。
その際も味方に銃口を向けることは決してないので、狂乱の中でも力の制御はできているのだが、
本人は自らのこうした性質を母の教えに反するものとしてかなり気にしている。
ただ、過去の戦場において「トリガーハッピーに入っていなければ死んでいた」という経験もしており、
彼女自身の中でもなかなか折り合いは難しいようだ。