カランコエ

酷寒のウィンターローズの中でも、さらに過酷な環境にある山中の村出身の花騎士。
あまりの環境に害虫すら寄り付かないその村は、最強の花騎士を生み出すために修行者たちが作った場所で、
「伝説の試練」を突破した者だけが力を認められて村の外に出ることを認められる。
カランコエはその試練の初の突破者であり、付き人のハカラメ?と共にウィンターローズの首都に出てきた。元々、村の風習に従って武術を学んできただけであり本人は好戦的な性格ではないが、
伝説の試練の最中に友人を亡くしており、以来せめて自分の手の届く範囲では誰も死なせないとの決意を持ち戦いに臨んでいる。
ストーリー中における実力は折り紙つきのようで、出自を伝えただけで女王ノヴァーリス側近のノイバラが驚愕し、
登場間もなくして「最前線で暴れさせるべき人材」としてパフィオペディルムと共に
ミズウォルム決戦におけるウィンターローズからリリィウッドへの派遣戦力に抜擢されたほど。武器は、マントのように背負った長大な「袖」。専用装備では「拳鍔」という名称になっている。
伸縮自在の長い袖の先端に魔力の籠もった円盤を取り付けたような武器で、円盤は自在に浮遊しカランコエを飛行させることも可能。ちなみに本人は閉鎖的な村で育ったゆえにまるで世間ずれしておらず、何ごとにもひたすらウブ。
初対面で団長に頭を撫でられて一発で惚れてしまったのだが、その感情が理解できず「妖術で力を封じられた」と勘違いするほど。
以後は、村にはなかった様々なものが珍しくて仕方なく、新鮮な都会ライフを満喫している。