稲倉宗秀

主人公がアルバイトする料理店「ゆうゆう軒」の店主。27歳。

店の定食はご飯味噌汁キャベツ、おかわり自由。
黒いコック服がトレードマーク。黒いのは汚れが目立たないよう、という配慮。
妖美な雰囲気を漂わせる白皙の美青年。普通に料理に人生捧げた人。
悲しいことにそっち方面の才能はさほどでもない。

性格は温厚で、面倒見がとても良い。
感情表現は乏しいが、遼河のことを弟のように気に掛けている。
遼河の方も兄のように慕っており、傍から見ると気持ち悪いほど仲が良い。

本人に霊感はまったくないが、女霊に異様にモテると言う体質であり、
そのため店は呪われまったく繁盛していない。

昔、調理番組に出演したことがあり、仕込み食材を糸で一斉に切断する（時間節約のための）
妙技を見せたことから「糸使い」と呼ばれ視聴者の期待を煽ったが、
料理がいまいちだったため普通に予選落ちしてしまい出演時間は5分程度だった。

「……ふうん」