本作の主人公。2014年時点で20歳。くるみが中学生のころに母親の梢がリーマン・ショック時に失い、自ら命を絶つことになった2000万円の損失を取り戻すべく、FXの世界に飛び込む。FXに向けての勉強ばかりしていたので、趣味らしい趣味はない。
母の死後、FXに復讐するためにFXの勉強をし、口座を自分で開ける年になって始めた経緯を持つ。そのため、冷静になっていれば分析力は高いものの、欲や損失に目が奪われると途端にその分析力が「自分の行動がいかに正しいか」という自己弁護にしか機能しないという悪癖を持つ。その気質は萌智子に看破されており、「強欲の雌豚」と評されている。
乱高下の激しい通貨に手を出して大損害を出しかけ、焦って父のタンス預金に手を出す。結果的に運よく損害を出さずに済んだが、元々FXに反対していた父親に使い込みがばれたことやその時の恐怖で反省しFXからの引退を決めるも、萌智子の策謀で結局引き戻される。
引退当初は別の趣味を見出そうとするなど脱却を試みるも、大損害を出しかけた恐怖が薄れる一方で大金を掴んだ快感に脳がやられてしまっており、最終的にはFX再開を囁く影の自分の誘いに負けてFXを辞めようとする意識を切り捨てた。以降は完全に吹っ切れるというよりもブレーキが壊れており、20倍レバレッジを低いと称するなど萌智子さえ青ざめるレベルの暴走を見せるようになる。ただし、それまでは浮ついた感覚で挑んでいた意識が戦場に立つ戦士のそれに近くなっており、目先の変動に簡単には心を乱されなくなったため元来の分析力を発揮しやすくなっている。
母の死後、FXに復讐するためにFXの勉強をし、口座を自分で開ける年になって始めた経緯を持つ。そのため、冷静になっていれば分析力は高いものの、欲や損失に目が奪われると途端にその分析力が「自分の行動がいかに正しいか」という自己弁護にしか機能しないという悪癖を持つ。その気質は萌智子に看破されており、「強欲の雌豚」と評されている。
乱高下の激しい通貨に手を出して大損害を出しかけ、焦って父のタンス預金に手を出す。結果的に運よく損害を出さずに済んだが、元々FXに反対していた父親に使い込みがばれたことやその時の恐怖で反省しFXからの引退を決めるも、萌智子の策謀で結局引き戻される。
引退当初は別の趣味を見出そうとするなど脱却を試みるも、大損害を出しかけた恐怖が薄れる一方で大金を掴んだ快感に脳がやられてしまっており、最終的にはFX再開を囁く影の自分の誘いに負けてFXを辞めようとする意識を切り捨てた。以降は完全に吹っ切れるというよりもブレーキが壊れており、20倍レバレッジを低いと称するなど萌智子さえ青ざめるレベルの暴走を見せるようになる。ただし、それまでは浮ついた感覚で挑んでいた意識が戦場に立つ戦士のそれに近くなっており、目先の変動に簡単には心を乱されなくなったため元来の分析力を発揮しやすくなっている。
出演
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FX戦士くるみちゃん
主角 FX战士久留美