マリーナ付近の造船所に現れた、クモを連想させる怪獣。正式名称はクモンガ・サイトーデス。体が切断されても再生して活動を継続できる強い生命力を持ち、破壊された肉体を断面から溢れ出た体液で元の姿を形成させることも可能なことから「再生怪獣」とも称される。8本の脚のうち、大きな2本の前脚は返しがついたトゲのようになっている。群生する習性を持ち、倉庫に糸状の粘液で巣を作り、そこに捕らえた人間を繭のように糸で包み、体液を失ってミイラ化した状態の食料としてまとめて備蓄する。現場作業員による呼び名が通称としてそのまま定着した。円城塔執筆の小説版でクモンガは怪獣の中ではもっとも現実世界寄りに進化した種で、現実世界にある物質を摂取して生命活動ができる反面、現実世界の生物の法則性に縛られることになったとある。
出演
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ゴジラS.P<シンギュラポイント>
配角 哥斯拉:奇点