紅至宝物語 流浪の用心棒と神秘宿す舞姫 小说

  • 出版社: KADOKAWA
  • 价格: ¥770
  • 发售日: 2024-07-12
  • 页数: 336
  • ISBN: 978-4040754840
  • 作者: 平加多璃
  • 插图: とき間

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      傾国の舞姫を聖地まで護衛せよ――無頼の用心棒と“至宝”を宿す娘の二人旅

      用心棒のウィードはいわくつきの宝・紅吉祥【くれないきっしょう】のハントに同行する。
      それは数百年に一度、指輪や盃等を依代に顕現する、国をも揺るがす力を秘めた代物らしい。
      だが顕現のとき「器」に選ばれたのは人間――舞姫ラウラだった。

      元奴隷の彼女は権力者に利用されかねないその力を拒絶。
      力を捨てるため聖地への旅を決意し、報酬につられたウィードは護衛を引き受ける。

      奔放なラウラに手を焼くウィード。
      一方ラウラは人生に投げやりな彼が歯がゆい。
      即席の主従関係でしかなかった二人が変わっていく中、紅吉祥を狙う者が現れ――。


      ==登場人物==

      ウィード
      腕利きの用心棒。面倒を嫌い、高額の報酬が出る依頼しか引き受けない。
      女の悲鳴が苦手。
      過去は別の仕事をしていたようだが……?

      ラウラ
      旅芸人の一座の舞姫。
      卓越した舞の技量と容姿の美しさから、「傾国の舞姫」と呼ばれる。
      奔放な性格だが、他人を細やかに気遣う一面も。
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