老舗酒蔵のまかないさん (三) 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当 小说

  • 出版社: KADOKAWA
  • 价格: ¥814
  • 发售日: 2023-07-14
  • 页数: 320
  • ISBN: 978-4040749617
  • 作者: 谷崎泉
  • 插图: 細居美恵子

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      失踪中の兄から連絡が!一方、三葉は役目を終えて…でも一緒に居たいのです

      ★*――感動の完結巻!――★*

      響たちは新しい酒の銘柄づくりに着手し始めた。その最中に失踪していた兄・環から連絡が。驚く蔵の皆。響はその思いも受け止め、三葉を連れてある行動を起こす。
      一方、江南酒蔵の状況は改善し、「蔵へ幸運をもたらした」三葉は、ついに故郷から"役目"終了の連絡を受け取る。それは蔵の皆との別れを示すもの。三葉はいっそう強い思いを込めてまかないを作る。
      春の天ぷら盛り合わせ、手まり寿司、菜花の和え物、唐揚げや玉子焼きで彩り豊かなお花見弁当…。
      そのお弁当を広げた宴席で、三葉は静かに席を立ち――?

      ★*――登場人物紹介――★*

      江南響 ――苦境に立つ江南酒造の蔵元。従業員からも慕われる青年で、元ラガーマン。

      赤穂三葉 ――江南家に“奉公”にやってきた、ひたむきで不思議な少女。実は…?

      江南聡子 ――響の母。夫が亡くなり、長男が失踪してしまった心労から入院していた。

      中浦左千雄 ――傾きかけた酒蔵を支える誠実な経理部長。聡子の幼馴染みでもある。

      秋田健太郎 ――江南酒造を支える若き杜氏。美味い酒づくりに熱心に取り組んでいる。

      塚越楓 ――江南酒造に勤める金髪の従業員。姉御肌で仕事の飲み込みが早い。

      高階海斗 ――江南酒造に勤める若手従業員。高卒で入社しやりがいを感じ始めている。

      佐宗翔太 ――響の幼馴染み。地元で有名な旅館の息子でもあり、商売センスがある。
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