イルミラージュ・ソーダ～終わる世界と夏の夢～

■終末百合音声って何？

世界の終わる日を、先生と私が二人きりで過ごす音声作品、だって。
……先生、って誰かって？もう、とぼけないで。あなたのことでしょ？


■どんなお話か教えてあげるね

世界が終わるまであと少し。
指で数えられる程の日常を
私はいつも通りに過ごすことにした。

とある学校の先生をしている私は
今日も朝目覚めて支度をし、学校へ向かう。

終末が迫ったこの校舎にはもう生徒は残っていない。
ただ一人、「水仙サカナ」を除いて。

私を先生以上の存在として見つめるサカナと
二人きりで過ごす最初で最後の夏休み。

世界が終わるまであと少し。
先生とサカナ、二人だけの夢が始まる。


■私のプロフィールだよ

水仙 サカナ（すいせん さかな）（１７）

青華女子高校２年生。
少しナイーブな雰囲気を纏う。
成績優秀スポーツ万能と才色兼備という冠を
欲しいままにしている優等生。

教育熱心な親やステータスで近づいていくる友人に少しうんざりしている。
等身大の自分を見てくれる先生に好意を抱いており、
先生の前では年相応の少女のように笑う。