内容は主人公の逆向春助と彼の友人や周囲の人々との奇妙な生活を描いた、青春群像劇風ギャグ漫画である。作者の山上が大阪府育ちだったということもあり、ストーリー展開には吉本新喜劇要素も感じられる。また、それまでの漫画ではタブーに近かった「性」をギャグという表現を以て全面的に押し出して昇華させた。また、それまでSFやシリアスなものを描いていた著者のターニング・ポイント的作品とも言える。この作品でのエロ・グロ・ナンセンス、スラップスティックなギャグはそのまま『がきデカ』へと続いていった。
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