いとしのお姉様へ。 游戏

時は大正時代。
この白百合女学院にはsister（姉妹）の頭文字をとって
「エス」という文化がありました。
上級生は下級生を『妹』として可愛がり
選ばれた『妹』もその上級生の事を『お姉様』と慕う…。

『エス』とはそう、『sister』の頭文字で姉妹の事です。
白百合女学院に入学した『私』を待っていたのは
才色兼備のご令嬢の『お姉様』でした。

何故才色兼備のご令嬢の『お姉様』は平凡な『私』を
『妹』として選んだんでしょうか。
私はお姉様に憧れて「お姉様と同じになりたい」という
想いからお姉様の真似事をしていき、
お互いがおそろいのものを持ったり同じ時間を過ごす様になります。

二人の和やかな時間は続くと思われましたが
『私』の「お姉様と同じになりたい」という想いが強過ぎたあまり
お姉様の婚約者を奪ってしまって…？！

『私』はお姉様の真実と計画を知ってしまい
自分の気持ちを恋文にして送る事にしたのです。