「逆神楽」の目的、それは呪具に封じられし四体の鬼を解き放つことだった! 甦った四鬼の実力は、十二神将である木暮すらも手玉にとる程で、事態は暁兎たちの範疇を超えたものへと拡大していく…。祓魔局の介入で藤原千方らはいったん姿を消し、歌詠はその厳重な管理下に置かれる。事件は少年たちの手を離れたかに思われたが、千方の残した「もう一度…歌神楽を始めよう」という言葉が、暁兎の心にしこりを残す。果たして、千方の真の狙いとは!? 全ての鍵を握る神剣・歌詠の主として、暁兎の決意が試される!
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第四卷 1998.10.3