巨神ゴーグ

ep.26 光る島

时长: / 首播:1984-09-27
 核ミサイルの着弾は迫る。マノンの下を離れ、キャリア・ビーグルを失った仲間をゴーグの両手に乗せてタウンを目指す悠宇。いつの間にか誰云うともなく、もう一度会いたいと、一点を目指すオウストラルに残った人々。その中には、ホツやロッド、レイディ、船長の姿もあった。
 ペンタゴンのカメラが見守る中、オウストラルに落下する核ミサイル。しかし、キノコ雲の中、マノンの発動した電磁バリアが島を崩壊から救う。
 驚異の科学力で一同を守ったマノンは、無益な争いの種とならぬ様、地下都市に残された全てのエネルギーを使って島を再び沈下させる。自分達の希望を悠宇に託して・・・・。
 島に別れを告げ、明日に旅発つ一同。 「待っててくれるよね? 今までだって、こんなに長い時間待っててくれたんだもんね」
 悠宇の呼びかけに、ゴーグの目は暖かな光で応えた。
 向かい合う悠宇の目に光るのは、辛い別れの涙ではない。それは「必ず又会おう」と約束を交わす深い絆の涙だった。
 ゆっくりと噴火沈降する島の中へと歩み去って行く、強くて優しい青い巨神との日々は、悠宇の中で、なにものにも代え難い宝となって生き続ける。
 いつか必ず、またここに来る! ゴーグが待っているこの場所へ。

脚本:辻真先/ストーリーボード:鹿島典夫/演出:鹿島典夫

原画:桜井芳久、佐藤道雄、内田順久、大川弘義/作画監督補:石垣真弓/動画:古森一彦、竹葉潔、小川悦子、吉川文代/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔 小野和子、ケントハウス 吉森良子/特殊効果:山本公/背景:メカマン 三浦智、今村立夫、村井弘子、高波美好/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、笹本智子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:衣田章良/録音:セントラル録音/現像:東京現像所/制作進行:古澤文邦/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

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