ミスミソウ

自らが理想とする憧れの花騎士になるために努力を惜しまない真面目タイプの女の子である。
「いやいや……」がとにかく口癖となっており、通常会話をはじめ、イベントやキャラクエ、果ては寝室も含めて様々な場所・場面において彼女の代名詞とも言えるセリフとなっている。子供の頃にフラワーナイトの本を読んで、その正義感と強さに憧れて騎士学校に入学するも「自分には特別な才能は無い」という現実に直面する。
本の登場人物に憧れて――という動機も周囲からは「幼稚」に見られ、それが理由で騎士学校では嫌がらせを受けていた。
試験で落第点を取ったり模擬戦で連敗するなど、失敗ばかりで罵倒される日々だったが、それに屈することなく反骨精神で努力して花騎士になった。
この時に罵倒されることに慣れてしまったため褒められる事が苦手になり、自分のことを褒められたりするとすぐさま「いやいや……」と否定してしまう。
自らの容姿や実力に対しても過小評価している節がある。
現在では部隊のリーダーを務めたり、予期せぬ緊急時に的確な指示を出せる判断力も身についている。数ある花騎士たちの中において、断トツに大きいリボンを頭に着飾る花騎士でもあり、服装全体を見てもフリフリ感が凄い。
所属こそウィンターローズだが、控えめの性格とは裏腹にパンモロ勢である。大事なところを守れてないからか防御力は低い。また、同じキンポウゲ科のためかアネモネやクリスマスローズと縁があるようである。使用する武器は魔法の鎖（絵師談）で繋がれた刃付きのブーメランという独特の武装を自由自在に操るスタイル。
SDでは首ベルトと武器が鎖で連結されるため、普通に考えれば相当危ない戦い方である……。
ブーメランを投げ、その刃で敵を何度も切り刻むという意味では斬属性らしい攻撃とも言える。