コランバイン

サーカス団『シルクロ・リベス』の一員である花騎士。
担当しているのはピエロ……なのだが、司会役としてのセリフを忘れたり、ずっこけたりと失敗することもしょっちゅうのポンコツピエロ。
そのため、芸や司会ぶりで笑わせるというより、ドジっ子ぶりで人々の笑いを取っているのだが、本人はそれでも満足している。「～です」を『～でしゅ』、「～さん」を『～しゃん』など、特徴的な口癖がある。
ピエロを演じているときの一人称は『あてくし』、プライベートでは『あたし』。ピエロとしての師匠（コランバインの語る師匠の口調やリトープスを口説いていることから、おそらく男性）がいるようで、彼からはしょっちゅう叱られるなどかなり厳しい指導を受けている様子。
特に、前述の失敗で笑いを取っている点については『笑われているだけじゃダメで、自分の芸で笑わせてこそ芸人』と評されている。
これについては、コランバイン自身は『他の人達が笑顔になってくれればそれでいい』と考えていることもあり、その違いがわからずに悩んでいる。
「あてくしにとっては、笑顔はみんな平等でしゅ！　楽しい時間を過ごしてもらえれば、それでいいんでしゅよ～！」公演が無い時は街中で特技のパントマイムを披露して回り、サーカス団の宣伝も務めている。一見すると、本人が自己紹介で名乗った通りのアホの子のように見えるが、一方で花騎士としての、そしてピエロとしての使命感は本物。
とある任務では重傷を負うも、人々を不安にさせない為に笑顔のピエロとして戯けて乗り切った。思いやりの心を持った優しい娘である。
「本当はあの時、とっても痛かった……！　笑ってくれなかったら、どうしようかと思った……！　でも、ガマンして良かった………！」オトモは帽子を被った鳩のアルルカンと、謎の幻影のライオンさん。
どちらもコランバインによく懐いているのだが、凄い勢いでじゃれついてきたりしてコランバインを困らせることが多い。
特にアルルカンは観客の子供達のために用意したお菓子を勝手に食べてしまったりすることもしばしば。
なお、ライオンには普段は実体がないようだが、戦闘時にはその限りではないようで、コランバインがライオンに乗ったり、ライオンが害虫に攻撃をしかけたりすることも可能である。
更に余談になるが、進化絵ではこのライオンを展開するせいで、ホーム画面の占有率がすごいことになっている。