蜜香

「ご主人様、お迎えに上がりました」 と、突然主人公の目の前に現れた謎のメイド。
主人公の身の回りのお世話から夜のお相手まで何でもしてくれる、国籍不明・年齢不詳メイド職のパーフェクトメイド。
が、ありとあらゆる理由をつけて主人公に変態的行為をさせようと目論む、実は一番の危険人物。
「今日は映像教材を使って勉強いたしましょう、ご主人様」　「ようしわかった！」　ピッ
「あぁんっ、はぁあ、イッ…」 ピッ　「…」　「とても良い所でしたでしょう？　興奮しましたか？」
魔法のこと、魔女のこと、呪いのことを主人公の手足となって調べたり、慣れない外国でのマナーやエチケットを教えてくれたり、一途に尽くしてくれるのだから、こんな嬉しいことはない。
う、うん、変態なところは目を瞑ろう。

「ご主人様？　私のことは蜜香と呼び捨てにするか、メス豚と罵るか。 この中からお選び下さいと進言いたしましたよね？」