青嵐

  • 别名: あおあらし

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    律の父親、孝弘の体に住みついている龍の姿をした式神。本体は龍だが人型の姿も持つ。元々は塚の主の腕から生まれた妖怪で、蝸牛から姿と名を貰い、使い魔として仕えていた。蝸牛の命令により律の生命を守護していた。大食いで、妖怪に限らず人間の食べ物もよく食べる。だが人間の体で摂取する普通の食物では腹持ちが悪いらしく、機会があれば腹の膨れる同じ妖怪を喰らおうと画策している。契約で人は食べられないため、無為に人は襲わない。律にとっての危険なことに対しては一応の忠告などはするが、一方で律の命にかかわるほどの危険でなければ自主的に守りにいったり、律の頼みや願いに応じるようなことは、あまりしない。また肝心の守り方も律の意に添ったものとは限らない。人間に化けるのは苦手。とある事件で律の心臓が一瞬止まった際に蝸牛との契約は完了したが、依然として孝弘の体に居ついて「ボランティア」と称し律の守護を気まぐれに行っている。

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