楠木由美

都心の学園の寮生で、天文部の二年生。
メイプル荘の看板娘。恭平とは従兄妹で幼馴染み。彗佳とは同級生で親友。
純朴で元気で、思い立ったが即行動の無鉄砲な性格の女の子で、結構おマヌケ。
幼い頃は小児喘息に苦しみ、転地療養の為に避暑地にペンションを開いてくれた両親にとても感謝しており、恩返ししたいと思っている。
宮座の血筋の娘であり、家訓により、卒業後は巫女の修行をする予定だが、本人はすぐにメイプル荘を継いで、お母さんを楽させたい。
家事全般と料理が上手で、安い食材を美味しく調理するのが得意。お菓子作りはイマイチ。
好きなものは、ブルーハワイのかき氷。嫌いなものはモンジャ焼き。
恭平に亡父の面影を見ているが、それは恋愛よりも憧憬にちかいようだ。

「ムキーッ！　なんで、いつまで経っても手え出してこぉへんのよ!?」