【一反木綿娘】シロタエ

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    一反木綿は日本の妖怪の一種。
    本来は鹿児島の一部地域でしか伝えられていなかった超ドマイナー妖怪だったが、ご存知、民俗学者・柳田國男により文章化される。
    その後、漫画家・水木しげるの想像により、長方形のひらひらなびく布に顔と手が付いた妖怪として生み出され、『ゲゲゲの鬼太郎』における飛行戦力として活躍させた事から大人気となる。
    そちらがあまりに有名になったため、実は大元になる絵巻等が一切存在しない事はあまり知られていない。

    伝承によれば、逢魔が時になるとおよそ一反ほどの布がどこからともなく飛んできて人を襲う、
    首に巻き付いたり、顔を覆って息を止めてくる、そのまま巻き付いて人をさらって飛び去ってしまう、と伝わる。
    本家本元の地域では、「暗くなるまで遊んでいると一反木綿がやってくるよ!」という子供への戒めとして用いられており、
    この辺はまさにアニメゲゲゲの鬼太郎の、<<言う事聞かない悪い子は、夜中迎えに来るんだよ>>というEDの歌詞そのもの。
    また、この布は大人が振りほどこうとしても振りほどけず、刃物で切ろうとしても楽には切れない、という話もある。
    シロタエの回避力はこの辺が由来であると思われる。

    妖怪物の古典『百鬼夜行絵巻』の、布の付喪神、白い布に手足が付いた化物がルーツではないかという説も中にはあるらしい。
    そういうのをひっくるめても、シロタエは"一反木綿としては"かなり攻めたデザインといえるのではないだろうか。

    シロタエの攻撃方法である「布ドリル」であるが、布使いとして考えると中々に珍しい攻撃法である。
    古くは中国武術に端を発し、布術という武術が編み出されて幾星霜、日本のサブカルでは幾人も布で戦うキャラが存在しているが、
    巻きつかせたり、叩きつけて壊したり、拘束したりといった以上の実にファンタジーな攻撃になるためだと思われる(実は一反木綿のホームグラウンドである『ゲゲゲの鬼太郎』のメディアミックス作品では一反木綿を腕に巻き付けてカッターの代わりにするシーンがあったりする)。
    妖怪と付喪神的な共通点を持つ『つぐもも』の「螺旋綴り」などが参考に丁度良いか。

    本来は木綿の妖怪なのだが、『仮面ライダー響鬼』ではエイとツバメのキメラ、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では絨毯で形作られた魔法使いと作品によってとんでもない魔改造をされている。

    シロタエの名前の由来は、読んで字のごとく「白妙」。真っ白の布と言う意味である。
    小倉百人一首にも【春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山】*1という歌があるのでご存知の方も多いであろう。

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