【アラクネ娘】フランシ

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    元ネタは「アラクネ」。今でこそ蜘蛛の怪物扱いされているが、元々はギリシャ神話に登場する人間である。(∵)みたいな顔のついた黒くてウネウネした化け物の事ではない。
    機織りや刺繍、服作り等、ありとあらゆる裁縫絡みの技術を持つ凄腕女職人だったアラクネは、その腕前故に「もはや神」「神すら凌ぐ」とも評されていた。
    だがそんな外界の評判を聞き「なんだァ…テメェ…?」とキレたのがアテナ神。機織りの女神でもある彼女からしたら、人間に遅れを取ることが許せなかったわけである。
    最初こそはなんとか怒りをこらえて忠告する程度で許すつもりだったが、アラクネの「アテナ ハタオリシロヤ」の煽りに「やってやろうじゃねぇかこの野郎!!!!!」とアテナもヒートアップ。神vs人間の機織ガチバトルが行われる事となった。
    アテナはかつて自身がポセイドンをボコして都市の守護神となった場面を刺繍した作品を披露したが、アラクネはなんとゼウスの不貞を表現した作品を製作。
    それを見ていよいよ怒髪天のアテナはアラクネをボコボコにし、調子に乗った自分を恥じたアラクネは自殺する。

    さて、自殺したアラクネを見てアテナは「ここまでするつもりではなかったのだが…」と哀れんだのか、「いい気味だ!そんなに機織が好きなら糸を出せる生き物に変えてやろう!」と憂さ晴らしのつもりだったのかは不明だが、
    アラクネの遺体にトリカブトの汁をたらし転生の魔法をかけた。息を吹き返したアラクネはみるみるうちに姿を変え、一匹の蜘蛛へと変じてしまったのである。
    つまり、蜘蛛が糸で巣を作るのも、転生前の記憶をなぞっているからというわけである。
    現在ではクモの学名はこの逸話に倣って『Arachnida』となった。

    ダンテの戯曲『神曲』においては、下半身が蜘蛛となったアラクネを表現した彫刻が煉獄にて展示されており、「傲慢」の罪を象徴するものとされている。
    創作における「下半身が蜘蛛のモンスター娘」という要素は、この表現が由来になったと思われる。

    『アルケニー』という表記もあるが、一般的ではない。
    これは『真・女神転生』シリーズなどのゲームで見られる表記であり、後に『デジモンアドベンチャー02』のアルケニモンの由来になった。
    その他の表記として『アラーニェ』がある。

    主要キャラが元素から名前が取られている法則から、彼女の名前の由来は原子番号87の元素フランシウム(Fr)のもじりと思われる。

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