【ガーゴイル娘】ユイル

元ネタはヨーロッパの教会に雨樋として使われる彫刻「ガーゴイル」。
日本の鬼瓦と同様に、魔除けの意図を込めて悪魔やドラゴンのようなフォルムをしているものが多いが、聖人や天使、動物を模したものなどもある。
『ドラゴンクエスト』のツノの生えた鳥人のような姿でもよく知られている。
「口から水を吐いて洪水を起こす龍ガルグイユを聖人が討伐し、火葬したが燃え残った頭を建物の上に飾った」というフランスの伝承が元になっているといい、ガーゴイルはガルグイユの英語読みである。
石化能力を持つというよく見られる設定は彫刻であるという認識から来るものであろう。RPGでは侵入者を見つけると動き出して迎撃に向かうという設定が加えられる事がある。

石像のモンスターだが属性は地ではない。ガーゴイルが雨樋としての機能を持つことや、ガルグイユが水のドラゴンであった逸話に由来するものであろう。
手にしている銃が雨樋のガーゴイルをそのまま武器にした形状をしている。

名前の由来は恐らく「ユイル」(フランス語で油 水属性だけど)や、「ガルグイユ」の捩りといったところか。