カトライア・F・ブランシュタイン

  • 别名: カトライア・フジワラ・ブランシュタイン
  • 性别:
  • 引用来源: https://srw.wiki.cre.jp/wiki/カトライア・F・ブランシュタイン

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    エルザム・V・ブランシュタイン(レーツェル・ファインシュメッカー)の亡き妻で、エルザムより3~4歳ほど年上だった。エルピス事件の際、アーチボルド・グリムズの魔手にかかり、人質に取られる。そして、自らの命と引き換えにコロニーを救う事をエルザムに促し、愛する人に撃たれる事を望んで絶命した。

    性格は穏やかで優しく、『カトライア(=カトレア)』の名前が相応しい、優美で淑やかな女性である。同時に、不在がちな夫を健気に待つ気丈さや強さを持っている。その素晴らしい人柄ゆえ、ライディース・F・ブランシュタイン(ライ)やレオナ・ガーシュタインからも慕われており、特にライは彼女に対して想いを寄せていた。その為、彼女の死がきっかけでブランシュタイン家を出奔し、貴族階級であるミドルネーム『Von(フォン)』を捨て、カトライアのミドルネーム(旧姓)である『Fujiwara(フジワラ)』を名乗り、同時に、カトライアを守れず死に追いやったとして、エルザムに対して逆恨みに近い憎しみを向けていた。

    当然、愛する者を手にかけてしまったエルザムは強いトラウマを抱く事になり、『大義の為には親しい人間であろうと犠牲にしなければならない』というジレンマを募らせている事が、OG1のキョウスケ編で描写されている。

    なお、αシリーズでも故人だが、彼女の死後、エルザムもブランシュタイン家を出奔している事や、ライとレーツェルの会話の内容などから判断するに、OGシリーズとは事情が異なっているようである。

    『フジワラ』の旧姓が示す通り、日本人の血を継いでいる(ハーフなのかクォーターなのかは不明)。その為、日本の京都に墓があり(彼女の故郷とみられる)、ライやエルザムが墓参りに訪れている一幕も。ライは自らの未練との決別の際にも訪れていた。ちなみに、ライとエルザムはOG2(及びOGSのOG2シナリオ)で、アーチボルドとの決着後にお互いの胸の内を明かして和解し、「……兄さん、この戦いが終わったら……義姉上の墓前に花を捧げよう。義姉上と同じ名の花を……」『ああ……カトレアの花をな』と、固い誓いを交わした。

    ちなみに、エルザムさえも凌駕する料理の腕の持ち主で、彼が驚くほどの新しい料理のレシピを考案するのが趣味。また、茶道も趣味にしており、ライの祖母と共にライに茶道の楽しさを教え、影響を与えた人物である。

    求婚はエルザムからだったようで、理由は彼女の人柄と料理の腕、エルザム以外には懐かないトロンベが背を預けたからとされている。

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