ショムニ(第1シリーズ)

ep.10 社運をかけた見合い

时长:47:00 / 首播:1998年06月17日
金融ビッグバンや銀行再編成の経済界激震の波は、満帆商事も襲ってきた。右京友弘(石黒賢)は、5年越しのプロジェクトを抱えていたが、銀行の貸し渋りで、思うように行かない。
そんな折、大企業を狙った爆弾テロが現れた。予告文書をファクスで送りつけ、爆弾を仕掛ける手口。他にもいろんな企業犯罪が発生するために、満帆商事社長は、緊急防犯対策を講じることにした。しかし、丁度、警備体制をリストラで縮小したばかり。その仕事は、またまた会社の問題児の吹きだまり庶務2課ことショムニに回ってきてしまった。
普段なら断るショムニメンバーだが、サスペンス好きの坪井千夏(江角マキコ)は面白がって引き受け、探偵や推理作家のボーイフレンドを動員し、ノウハウや道具を仕入れる。だが、相変わらず強引な仕事ぶりは不変。大事な取引先を待たせたりひんしゅくを買いまくる。
さらに、丸橋梅(宝生舞)が、はずみで右京と千夏の手に頑丈な鍵なし手錠をかけてしまう。融資問題で頭が一杯の右京のうろたえ振りを面白がる千夏。右京に思いを寄せる塚原佐和子(京野ことみ)や秘書課の杉田美園(戸田菜穂)は気が気ではない。なぜなら、会議はもとよりトイレまで一緒に行かねばならないのだから。
この騒ぎの中、ショムニに宛先不明の小包が届く。形は爆弾魔の物と同じ。霊能者・日向リエ(高橋由美子)も「不吉です」。ショムニは大混乱となる。
その騒ぎも一段落ついたら、右京には社長が決めた見合が待っていた。千夏と繋がれているし、行く気はなかったものの、相手は銀行頭取の娘。あわよくば融資が取り付けられるかもと、千夏連れで行くことにする。千夏は、豪華ホテル宿泊券などに釣られ、渋々ながら「姉役」で承諾する。が、予想以上に、娘は右京にぞっこん。このままでは、人を騙すことになる上、融資も御破算は確実。さあ、どうする、右京と千夏・・・

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