正義の味方

ep.4 プロポーズ大作戦

时长: / 首播:2008-07-30
五郎(佐野史郎)と若い女の怪しげなシーンを目撃した容子(志田未来)が心配を募らせる中、槇子(山田優)の職場では直紀(向井理)が海外転勤するとの噂が流れる。海外赴任がきっかけで結婚する男が多いと知った槇子は、直紀から、近々大事な話があると告げられ、すぐさま作戦を立てる。それは、男がプロポーズしたくなるレストランに直紀を誘うこと。容子が打ち明ける五郎の浮気疑惑を一蹴した槇子は、すぐに素敵なレストランの調査を命じた。

 五郎のことが頭から離れない容子は、学校でも友達に相談したが、五郎のことを良く知るジャンボ(入江甚儀)は浮気などありえない、と断言する。五郎が珍しく残業だと知った容子は、レストラン調査の報告をしながら、槇子にまたもや不安を打ち明けた。  そんな容子にかまわず槇子は新たな指令を出す。直紀がプロポーズしたくなるような愛情たっぷりの“勝負弁当”を作れ、というのだ。翌日、必死に直紀と五郎の弁当も作った容子は、夏休みの補習授業をサボってまず槇子に配達。その後、もう1つの弁当を持って五郎の会社へと向かった。

 ところが、会社の受付で、五郎が1週間程前から有給休暇を取っていることが分かり、容子は顔色を変える。するとたまたま外出するらしい五郎の“浮気相手”の女性を見つけた容子は反射的に尾行を始めた。やがて、近くの公園でその女性と会っている五郎を見つけた容子は、尾行がバレたこともあり、浮気の追及を始めるが――。

五郎は浮気ではなく、リストラされる女子社員達の再就職先を探す為に、有給を取って会社をまわっていたのというのだ。  政務省では、容子が届けた弁当を直紀が食べようとフタを開けてみると、中はうなぎがたくさん入った弁当だった。直紀の同僚は「これで精力つきますよ、妬けるな!」と直紀をひやかす。その様子を遠くから見ていた槇子は容子に「なんでプロポーズしたくなる弁当がうなぎなのよ!」と怒りの電話を。しかし、直紀は弁当を喜び、槇子を自宅で開くお茶会に誘う。両親に一度会って欲しいというのだ。
 一方、容子のところに陸(本郷奏多)が知佳(西内まりや)をつれてやってきた。ビンタをした知佳を謝らせるためだ。知佳は悪いと思ってないと帰ってしまうが、陸から知佳は幼なじみで中学の頃にいじめにあい、陸を頼るようになったというのだ。

 翌日、槇子は良川家のお茶会を完璧な所作でこなし、直紀の両親にも気に入られた。その帰り、槇子は直紀からパリに一緒に行こうと念願だったプロポーズをされる。
浮かれて帰ってきた槇子は、直紀からプロポーズを受けた事を容子に報告。身に周りの準備に心をうかせる。そんな時に容子は五郎の行動が浮気では無かったと槇子に報告するが、槇子は父親の性格を理解しており、リストラの責任を感じで自分も会社を辞めるかもしれない、自分を犠牲にして人に尽くす、それが五郎の正義だというのだ。槇子はもし五郎が会社を辞めたら自分の結婚式の体裁が悪い、なんとかするように容子に命じる。
  翌朝、ゴミを集めていた容子は五郎が書いた辞職願を発見する。慌てて槇子に電話し、槇子も五郎の会社に駆けつける。受付の内線で五郎を呼び出してもらうが、ミチルや女子社員達が歩くたびにミュールのかかとがカンカンと音を立てて電話の音が聞き取れない。怒った槇子は「そのミュールの音、聞いているだけでイライラする。そのへんでガムテープでも踏んずけな!」と怒鳴りつける。
槇子の怒りをヒントにミチルたちはミュールの音が消える靴音防音パッチ「オトセンヌ」を開発し大ヒット商品となり、リストラも取消された。  槇子は一週間焦らした後、直紀のプロポーズを受けて、婚約した。そして容子は槇子が結婚すると訪れるであろう平穏な日常を楽しみにしていたのだが・・・。

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