ep.5 兄との約束
时长: / 首播:2022-02-06
最前の一箭
ついに挙兵した源頼朝が最初のターゲットに選んだのは山木兼隆。平家により伊豆の目代(=代官)を任された男です。兼隆の暮らす山木郷は北条から東におよそ3キロメートルの距離にあり、ご近所。加えて山木郷の北には兼隆の後見役を務める堤信遠の館もあり、勢いをつけるには格好の標的でした。
治承4(1180)年8月17日深夜、頼朝に命じられた北条時政・宗時・義時父子らが出撃。堤館に至った佐々木経高が矢を放ち、戦いの火蓋が切られます。『吾妻鏡』には、「是、源家の平氏を征する最前の一箭也」と記されています。
ちなみに『吾妻鏡』には、頼朝が占いを行わせ、決行を8月17日寅卯の剋(午前3時~7時)と決めたとも記されています。この日は、三島社の祭礼の日でもありました。
最前の一箭
ついに挙兵した源頼朝が最初のターゲットに選んだのは山木兼隆。平家により伊豆の目代(=代官)を任された男です。兼隆の暮らす山木郷は北条から東におよそ3キロメートルの距離にあり、ご近所。加えて山木郷の北には兼隆の後見役を務める堤信遠の館もあり、勢いをつけるには格好の標的でした。
治承4(1180)年8月17日深夜、頼朝に命じられた北条時政・宗時・義時父子らが出撃。堤館に至った佐々木経高が矢を放ち、戦いの火蓋が切られます。『吾妻鏡』には、「是、源家の平氏を征する最前の一箭也」と記されています。
ちなみに『吾妻鏡』には、頼朝が占いを行わせ、決行を8月17日寅卯の剋(午前3時~7時)と決めたとも記されています。この日は、三島社の祭礼の日でもありました。